本を読むのが苦手な人へ、本嫌いからのおすすめ読書法

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「新書を月10冊読んでいます」

「今まで読んだ本は1000冊」

「できる人は本を読んでいる」

こんなことを言う人がいると、昔のわたしはこう思っていました。

何でみんなができることを、わたしはできないんだろう。

わたしは本を読むのが苦手です。

活字を読むのが大嫌い。

特に情報を多く必要とする投資では、

ハンデになっているように感じることもあります。

本当に人生で読んだ本が少ない。

漫画は大好きですよ。キングダムが大好き♡

ただ、勉強したり物事を知ったりするのが嫌いなわけではありません。

そんなわたしはたった一つ自分でルールを決めたことで、

投資本をかなり楽に読めるようになりました。

たまに「本が嫌いなのにどうやって勉強してるの?」と聞かれます。

本嫌いなわたしがどうやって投資本や教科書を読んでいるのかをお話します。

ちなみに、どの方法も物語にはあまり通用しないかも。とだけ謝っておきます。

工夫1 目次に先に目を通す

目次に目を通して、おもしろそうな項目を探します。

例えば、昨年買ったバフェット太郎さんの「バカでも稼げる米国株投資」

この本の中では、わたしは

「米国株投資なんてスタバでフラペチーノ飲むぐらいカンタン」

という目次タイトルに興味がありましたので、

先に35ページから読む。

そうすると、前後との関連があるので、わからないことが出てくるわけです。

そこに関連のありそうなところを読む。

また関連のあるところをさらっと読み、次の関連を読む。

ということを繰り返します。

そうしていると、本のだいたい50ページくらいは読み終わってしまうのです。

バフェット太郎さんの本は200ページちょっとなので、すでに1/4終わった。

わからない単語もいくつか出てきたので、それをちょっとググって、

後日また読んでみると、またちょっと違った景色が見えてきて、

別のところに興味がわいてきます。

そこでまた20~30ページ読める。

興味がなくなれば、そこでおしまい!というのもありです。

先日資産運用EXPOでもらった100億円資産形成メソッドの本も、

8%複利のヒントを探そうとバラバラ読んでいたら、かなり読めました。

工夫2 今日読む部分を決め、主題に先に目を通す

まず「今日は8ページ」とあまり高くない設定をし、

先に今日の部分がどんな流れなのか、タイトルを読んで頭に入れてしまいます。

そうすると、「こんな流れだから、こんなことがわかるのかな。」と

ちょっとしたワクワクが生まれます。

勉強で言う、予習のようなものだとわたしは思っています。

頭への入り方も違うし、おもしろければ、

「あと3ページぐらい読もうかな」とそれを繰り返します。

気分が乗る日はあっという間に30~40ページ読みますし、

逆に「はい今日はおわり~」と予定通り終わることもあります。

でも今日読もうと思っていたところは終わってますから、別にそれでいいですよね。

工夫3 飛ばすことを厭わない

「あ、ここつまんない」

「さっき書いてあったのと言い方が違うだけ」

「ここわかんなくても支障ない」

と思ったら、電光石火のごとく!飛ばしましょう。

1にも書きましたが、読み進めてわからなければ、戻ればいいのです。

「しまった。飛ばしたところに書いてあるんだな。」

というのは話の流れでわかります。

その時はすぐ戻るのもいいですし、とりあえずそこをわからないまま読んでから、

キリのいいところで戻るというのも良いと思います。

1~3の共通点

ここまでお読みいただいて、共通点がわかりましたか?

そうです。

「最初から全部読もうとしない」

それが重要です。

最初から「これ全部読むの…」と分厚い本を見るから、読む気が失せるのです。

どんなに話題の本でも、おもしろいと勧められても、

自分が実際おもしろいと思うかは、自分次第なのでわかりません。

もっと言えば、つまらないと思っているのに読んでも頭に残りません。

貴重な時間をその本に割くかどうかは、自分の勝手です。

全部一言一句読んで、書き写しでもするのですか?暗記するのですか?と問いたい。

せっかく買ったのにーと思うかもしれません。

もし、もったいない精神が働くのであれば、

最初から中古で、ちょっとでも安いものを探せばいいのです。

今はメルカリやAmazonでも、

よっぽど話題の本でなければ、古本がいくらでも見つかります。

わたしは「こういうジャンルの本読もうかな~」と思ったら中古で5~6冊買って、

面白くなかったら、2か月後ぐらいには売ります。

ちなみに去年買ったのが15冊ぐらいで、残っているのは3冊。

この3冊はもう少し知識がついたらもう1回読み返すと思います。

本棚の肥やしにしても意味はありませんからね。

さらに奥の手!!!

わたしは現在、簿記の勉強をしていますが、ほぼYoutubeでの勉強です。

本はまだ何も持っておらず、練習問題もすべてYoutubeか過去問を公開しているところで見て

勉強しています。

これは仮設なんですが、本を読むのが苦手な人ほど、

耳から入る情報が好きなタイプの方が多いと思います。

「簿記3級に関しては」ですが、教科書は絶対買いません。

自分が教科書で読んでも絶対理解できないことがわかっているので。

ひたすら違う説明をしているYoutubeを探します。

こんな私が思うこと

Youtubeがある時代でよかったー!

実は小さいころ、楽器を習っていたんですが、

全然楽譜が読めるようになりませんでした。

何分音符がどんなリズムかなんてわかりません。

それから20年以上、音楽も遊びでやっていますが、今もまったく読めません。

実はプロの演奏家にもそういう方、ちらほらいるらしいです。

昔はYoutubeがなかったので、

楽譜にドレミをカタカナで書く

→先生が弾くのを耳コピ

→複雑なメロディーのところは

「タッタター」とリズムまでカタカナで書く

→その楽譜を見ながら練習

→書き足りないところは次週もできなくて怒られる

というのを繰り返していました。よくやったぞ自分。

でも大人になってから本を読むのは、習い事ではありません。

あくまで、自分の自由時間を使ってする「休憩時間」。

時間をどう使おうか、自分の自由です。

のんびりしましょ

この読み方が、何人かの本嫌いさんに届くことを祈って。

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